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家賃上昇率2021年比30%超『TSMC』の熊本進出後の家賃動向
こんにちは。アイル売買担当の城谷です。
今回はアットホームが調査したTSMC進出に伴う熊本県の家賃動向についてお話し致します。
2021年10月に台湾の半導体受託製造の大手「TSMC」が熊本県菊陽町に工場進出を発表
して以来、同町及び大津町、合志市などの周辺エリアの地価が大幅に上昇しました。
そこで、同エリアの賃貸マンション、アパートの家賃変化について進出発表前の2021年1月~3月と
2024年1月~3月をシングル及びファミリータイプ別に調査しました。
なお、この調査はアットホームラボ株式会社が調査・分析いたしました。
ともに、熊本市を大きく上回り、業界からは供給過多による空室増加の懸念の声がでています。
※シングルタイプ
※ファミリータイプ
また、「TSMC」は第1工場に隣接する第2工場の建設も発表しました。
工場周辺エリアでは新築物件の建設が続いていますが、供給過多とともに築20年を超える物件の
空室率が上昇し始めたとの事です。
同エリアでは商業施設のオープンも相次ぎ、2026年には九州最大規模のアーバンスポーツ施設の
開業も予定されてます。
工場関係者以外にとっても魅力ある街の動向を今後も注視したいと思います。 (了)