金融商品として考える不動産投資
こんにちは。アイル売買担当の城谷です。
いよいよ2023年も残りわずかとなり、皆様におかれましても慌ただしく、新しい年に向けて
過ごされていると思います。
さて、今回は『不動産投資』について少しお話しいたします。
初めての方でも分かる初級編から段階的に進めて行こうと思います。
不動産を投資対象とした商品で最初に思いつくのは『ワンルーム』マンションではないでしょうか。
皆様も一度は、CMやDM等でご案内された事はあるのでは・・・
上記物件はアイルで販売中の投資マンションです。この物件で解説していきましょう。
まず、不動産を金融商品に例えますので、投資額に対してどのくらいのリターンがあるかで
利回りを計算いたします。簡単に言えば、賃料収入(年間)に対して物件価格に対する割合の事です。
更に利回りの表現方法も2種類ございます。ここでは利回りについてご説明いたします。
上記物件の経済条件は下記の通りです。
・賃料:40000円/月 480000円/年・・・(収入)
・物件価格:580万円 管理費等:93600円/年 固定資産税:28000円/年・・・(支出)
・購入時の諸経費 仲介手数料:257400円(税込)登記費用:120000円
その他:印紙代(5000円)火災保険料(10000円/年)等がございます。
グロス利回り(表面利回り)・・・広告等で表現される利回りです。計算方法もシンプルです。
・賃料収入÷物件価格=利回り 48万円÷580万円=8.27%(表面利回り)
ネット利回り(実質利回り)・・・その名の通り賃料収入からは管理費等と固定資産税を差し引き
実質の手残り賃料で計算します。また、物件価格についても購入時かかる諸経費をプラスします。
・賃料収入-(管理費等+固定資産税)÷物件価格+(諸経費+火災保険年間分)=利回り
480000-(93600+28000)÷5800000+(257400+120000
+5000+10000)=5.78%(実質利回り)
上記のように表現方法で利率がかなり異なりますが、どちらで表現しても規制はございません。
但し、初心者の方には実質利回りで表現して、手残り金額での説明が分かりやすく親切だと思います。
今回はここまでです。アイルでは投資用の不動産としてワンルームからファミリーマンションまで
幅広く取り扱い致しております。ご興味のある方は是非どうぞ。
今年も大変お世話になりました。新年もどうぞよろしくお願いいたします。(了)