【相続相談 part1】
こんにちは、アイルの中村です。数か月前ですが土地を卸した建設会社の担当者さんから連絡がありました。
卸した土地に注文住宅を建てたお施主様で土地活用についてアドバイスをしてほしいとの依頼です。
お話を聞くと、お母様の兄弟で相続した家があり空き家になったので、できれば売却したいとの相談でした。
ただ現地調査をしてみると色んな問題点が見えてきました。
①前面道路の幅員が2.2ⅿしかない。・・軽自動車なら何とか進入可能。
②駐車場が取れない。・・・庭の部分を解体して場所を確保しなければならない。
③道路(通路)として利用している部分が分筆されていないので他人の土地を通行している。
厄介だったのは③でした、役所へ確認するも当時が昭和33年ごろの話で再調査が必要との事、1か月の協議の結果、当時の位置指定道路をそのまま認めていただくことで何とか道筋ができました。
当時の確認通知書です。
しかし、家の中には残置物や昔の井戸や浄化槽もあり、この状態ですぐに買い手が見つかるかどうかは不安でした。
軽自動車でもギリギリでした。
家財道具もそのままです。
法的なネックの解消や建物の活用方法などを模索した結果、今回はアイルでいったん買い取り
賃貸物件として買主様を探すことにしました。
所有者の方は、兎にも角にも不動産が負動産になっていたので非常に喜んでいただき、先日無事に決済も終了し、所有権の移転も完了です。
アイルでは、相続からの不動産問題も親切・丁寧にご相談を承ります。
ご所有の不動産でお困りごとはお気軽にアイルまでお声掛けください。