低金利時代の不動産購入と賃貸について☆購入編☆
みなさん、こんにちは。
福岡で創業して30年以上、不動産売買・管理の業務を行っている不動産会社アイルです。
現在、日本では低金利時代となっており、住宅ローンは低い金利で借りることができます。
では、『不動産購入と賃貸はどちらがお得か?』と聞かれたとき、
色々なところで話が挙がっていると思います。
どちらもメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとは言えませんが、
購入する人、賃貸にする人にとって判断する材料にはなると思います。
そこで今回は、今の不動産市況や事情なども踏まえて、私の見解をお伝えできればと思います。
特にポイントとなる部分だけに絞って、挙げさせていただきます。
まずは購入する際のメリット・デメリットについてお話します。
【購入するメリット】
①団体信用生命保険に加入で、債務者が亡くなった場合、住宅ローンを支払わなくて済む
マンション・戸建を購入する際に、もっとも大きなメリットだと思います。
最近は、癌などの疾病が発見された場合も住宅ローン免除になるなど、
手厚くなっている金融機関も増えております。
金利が低い金融機関を選ぶことも大事ですが、ご自身がどんな疾病に不安があるかなど
家系の病気なども把握したうえで選んでみてください。
②資産になる
所有すると、ご自身の財産になるわけなので、
将来売却して資金を得たり、子供たちに譲ることもできます。
資産価値が気になる人は、特に場所や環境選びが大切です。
【購入するデメリット】
①住宅ローン完済まで支払いから免れない。
自宅購入に憧れますが、ほとんどの方が長期期間の住宅ローンを借り入れすると思います。
たとでば、年収が急激に上がって、その年収に見合う物件を購入すると
突然、あなたの年収が下がったときが大変です。
転職などで年収が下がった時のことも考えて、
年収があるときに、しっかりお金を蓄えておくことも大切です。
②ネット銀行は選べない
この低金利時代にネット銀行が選べないってどういうこと!?
って思う方がいらっしゃるでしょう。
実は販売する業者や不動産の内容によって異なります。
ネット銀行が選べない最大の理由は、審査期間が非常に長いからです。
ですので、未完成物件など引き渡しまで時間がかかる場合などは
ネット銀行を受け付けてくれる業者は多いと思います。
完成物件は、すぐに売却しなければならないので、
早く契約してくれる方を優先するケースがあります。
さて、購入するメリット・デメリットについてお伝えしましたが、いかがでしょうか。
低金利時代だからこそ、住宅ローンを組むかたは今お勤め先のメイン口座の
銀行で十分良いと考えております。
次回は、賃貸するメリット・デメリットについてお話しします。
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