空室対策について(1)
みなさん、こんばんは。アイルの藤です。
まず本題に入る前に、設備のニーズについて触れておきたいと思います。
時代の変化とともに顧客のニーズは常に変化しております。
今の賃貸居住者の方たちのニーズも変わりつつあります。
たとえば、「シャンプードレッサー」
朝起きて、顔だけでなく髪を洗う習慣が日本人で広がったのは、今から30年以上前だそうです。
当時の女子高生が、お洒落の一つとして朝ごはんを抜いてまで朝に髪を洗うようになりました。
では、実際に賃貸で暮らす女性の方へ伺ってみると、「シャンプードレッサー」で髪を洗っている人はあまりいないそうです。
洗面台の蛇口のホースが伸びて、「洗面台の掃除に便利」というお話を仰ってました。
むしろ、「シャンプードレッサー」で髪を洗っているのは男性が多いのです。
寝ぐせを直すために、使いやすいという理由で活用されております。
現に私も毎朝、寝ぐせを直すために「シャンプードレッサー」で髪を洗っております。
このように、今後は男性ターゲットとして、「シャンプードレッサー」を設備として考える必要があるかもしれません。
さて、話が大分長くなりましたが、今回は空室対策についてです。
空室を埋めるためには、大きく3つの対策が考えられます。
A.現状のまま募集する
B.家賃や条件を下げて(変えて)募集する
C.リノベーション工事等によって価値を高め、適正な条件で募集する
上記3つのどれが1番良いというわけではなく、オーナー様の考え方や状況に応じて変わってまいります。
A.現状のまま募集する
現状のままで決まらないとなると、いくつか原因が考えられます。
・インターネット等で上手く募集されていない
・部屋が汚れたままで、清掃や内装などが進んでいない
・管理会社が土日祝日休みで、お部屋が見れない
他にもありますが、「現状のまま」でも決まる物件は、上記を変えるだけで
すぐにお申込みが入る可能性が上がります。
当たり前のことかもしれませんが、このような小さな積み重ねがこれまでのアイル管理としての実績に繋がっていると思います。
本日はここまで。
次回は、【B.家賃や条件を下げて(変えて)募集する】についてお話します。